山本さん、とうとう出ましたよ!
冨士川凛太郎 | AuB株式会社 取締役兼研究統括責任者
1980年生まれ、熊本県出身。2008年、豊橋技術科学大学大学院工学研究科博士後期課程修了。2016年からAuBの立ち上げに参画。これまで40競技950人以上のアスリートの腸内細菌を検査し、その腸内細菌データを元に人々のベストコンディションを実現させるための研究に取り組む。
え?
なんでしたっけ…?
山本大貴 | AuB株式会社 aub for kids ブランドマネージャー
1988年生まれ、兵庫県神戸市出身。営業職として美容室専売用のヘアケアメーカーと健康食品および化粧品のOEM受託企業に勤め、2022年3月にAuBへ入社。現在はaub for kidsのブランドマネージャー兼商品企画責任者を務めている。 絶賛イヤイヤ期である3歳の娘がおり、日々子育てに奮闘中。
山本さんから頼まれていたあれですよ!
BENTREを使って2歳から5歳のお子さまにモニターとして協力いただいた、腸活による腸内環境検査の結果が出たんですよ!
BENTREとは…?
BENTREとは「多様性指標」「酪酸菌の割合」「ビフィズス菌の割合」という3つの項目に対して「改善余地」「普通」「良い」という三段階のスコアを算出することができる、腸内細菌検査キットです。詳しくはこちら:https://bentre.jp/aub/
あああ、忘れてました!
やっと結果出たんですね、楽しみです。早速みたいです。
じゃあ説明していきますね!
ありがとうございます!
と、その前に…。
改めて、モニター試験の概要ってどんな感じでしたっけ?
そうですね。
結果を見る前に一度整理しましょうか。
今回のモニター試験は、2歳から6歳の男児・女児合計16名を対象に行った、腸内環境検査です。検査の期間は1ヶ月で、弊社が開発しているBENTREを使って行い、腸活を意識した食生活や、kids baseの飲用を通して腸活を通して腸内環境が変化したのかを試験しました。
BENTREを使っているので、指標としては「多様性指標」「酪酸菌の割合」「ビフィズス菌の割合」になるわけですね?
おっしゃる通りです!
それではまず初めに多様性指標ですが、こちらが結果になります!
青が腸活をする前、オレンジが腸活をした後になります。
おお、どの年齢を見ても、多様性は上がっていますね!
次にビフィズス菌の割合はこちらです。
ビフィズス菌に関しても、どの年齢でも割合は腸活によって向上していますね!
最後に、酪酸菌の割合です。
酪酸菌に関しては、腸活を通して割合が下がった年齢もありますね。
そうですね。
これは、ビフィズス菌と酪酸菌はトレードオフの関係にあるためです。あくまでこれは割合を示すスコアなので、ビフィズス菌の割合が増えると、その分酪酸菌の割合自体は減ってしまうものです。
確かに。
これは菌の数を表すのではなく、割合ですもんね。
おっしゃる通りです。
全体的な総括としては、この時期の子どもにとって重要なビフィズス菌が増えたことがよかったです。ビフィズス菌は子どもの健やかな成長のために重要な役割を果たしてくれるもので、元々少なかった子供ほど大きく改善したようです。
多様性については成人に近づくに連れて大きくなっていくものですが、1ヶ月程度のモニター期間中に大幅に改善したのは、腸活を意識した食生活およびkids baseを飲んで30種類の菌を摂取したからではないかと思われます。
全般的に、少なかった菌が補充され、元々十分持っていた菌はキープされているという結果になったかなと。それから、モニターのお子さんの親御さんと面談したときに、ほぼ全ての方々から「腸活して良かった」と仰っていただいたのが嬉しかったですね。
それは良かったですね。
他にはどんな声があったんですか?
「生活リズムが一定になった」といった声や「外出先でも安心して楽しめるようになった」といった声が多かったです。
あ、そういえば冨士川さん。
今回のモニターには、うちの娘…
あ、山本さんの娘さんですよね。
もちろん結果出てますよ。
こちらです!
親としてはドキドキです…
実際のBENTREの画面を見ながら説明しますね。
まずBeforeからです!
多様性指数とビフィズス菌の割合に改善が必要ということでしたよね。
うちの娘は結構好き嫌いがあるのですが、年齢的にもしょうがないかなとは思いつつ、とはいえ食事は親が管理しているので、この結果を見た時すごく責任を感じていました…。
具体的には、うちの子うどんが大好きなのですが、検査した頃はうどんしか食べないみたいなことが多くあり、父としても元々罪悪感あったんですよね。なので、この結果に対しては心当たりがあるというかなんというか…。
僕も娘がいるので、気持ちはすごくわかります…。
好き嫌いの問題って大変ですよね。
一旦次にAfterのデータをみましょう。だいぶ変わりましたね!
おお!1ヶ月でこんなにも変わるんですね!
改善余地の領域から抜けれたのはすごく嬉しいです!
1回目の結果を受け、AuB研究チームからのアドバイスもあり、やらないといけないことが明確になったのは大きかったです。
そういっていただけると、研究チームとしても光栄です。
しかも、難しいアドバイスではなく、実践しやすいアドバイスをいただいたので継続できたと妻が言っていました!
具体的にはアドバイスいただいた通り、まずはファーストフードを食べさすのを我慢しました…。
ぶっちゃけ僕も大好きなのですごく苦しかったですがw
す、すみませんw
冗談ですw
食事については「すべてのレシピではなくまず一つの食事から腸活を意識して!」と言っていただいていたので、うちの場合は味噌汁の具材を根菜多めして食物繊維を摂ることを意識しました。
また、kids baseを大好きなうどんにふりかけて食べさせることで、娘からしても全く苦じゃなかったみたいです。
それはよかったです!
実際結果にも現れていますしね。
腸活のプロフェッショナルであるAuB研究チームの統括としても、解説をお願いしたいです…!
そう振られると、急にプレッシャーですね(笑)
やはりビフィズス菌が増えたのが嬉しいですね。
ビフィズス菌って平均的に見ると乳児の頃に多くて段々減っていくのですけど、一人一人見ると個人差が大きくて、乳幼児でも少ない子供が一定数いるのです。山本さんのお子さんの場合も、2回目の検査の結果くらいであれば問題ないと思います。酪酸菌は減っていますが元々十分多かったですし、2回目の結果でも十分適正です。多様性が向上したのも素晴らしいですね。
徐々に食べられる食材が増えていく時期だと思うので、楽しみながら食べられる食材を増やして、菌にもエサを与えてください。
ありがとうございます!勉強になります!
あ、せっかくなので管理栄養士目線でも解説をもらいたいな・・・
あ、河原さん!
はい?
どうしました?
河原あい | AuB株式会社 メディア編集部(goodcho)
管理栄養士の免許取得後、発酵食品由来乳酸菌の研究で博士号を取得。大学院在学中に記事執筆の仕事を始める。現在、AuB株式会社の自社メディア「goodcho(グッチョ)」の編集部を担当。レシピ制作や記事企画、コラム作成なども行っている。野菜と果物、発酵食品が中心の生活を満喫中。好きな発酵食品はヨーグルトとお味噌。
こちら、山本さんの娘さんのBENTREデータになるのですが、
ここからより一層腸内環境を良くしていくために、管理栄養士としてアドバイスをお願いします!
い、いきなり…!?
ちょっと待ってくださいね。
Before/AfterなどのデータやBENTREのデータをもう少し読み込ませてください。
こ、心強い…!!!
結果をしっかりしっかり見させていただきました。
腸活を通してここまで菌の組成やビフィズス菌に変化があるのは素晴らしいですね。もっとできること、これからも意識してほしいこととしては…
・いろんな食材を小さい頃から摂り入れる(子どもであれば、野菜などを小さく刻んだ味噌汁や炊き込みご飯のおにぎりなど)
・ヨーグルトやお味噌など、子どもの好きな発酵食品を毎日の食事に組み込む
・間食に果物を食べさせる
・外で元気に運動する(自然の中で遊ぶことで物理的に菌と触れ合う)
なども、管理栄養士の目線からおすすめできますよ。
参考:免疫力は外遊びから?子どものうちから自然と菌に触れることの大切さ
ありがとうございます!
全部メモとったので、すぐに実践してみます!
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