娘が生まれたことによる「心境の変化」がkids baseの始まり
そういえば山本さんって、僕が入社した時にはすでにaub for kidsのブランドマネージャーだっと思うんですけど、どういう経緯でブランドマネージャー就任に至ったんですか?
今僕は3歳になる娘がいるんですけど、やっぱりこどもが生まれたことをきっかけに、自分の興味関心の最優先事項が「こどもの将来について」に変化したんですよね。
気持ちすごくわかります。
僕も父になる前に先輩パパから「父なると心境の変化がすごいよ」と言われてきて、当時は「そんな変わんないでしょ」って思っていたのですが、いざ生まれると「こどもの未来をより良くするために時間を使いたい」という気持ちが一気に強くなるというか。
まさにですね。
なので僕も「自分の手で、こどもの将来をサポートするための商品やサービスを提供したい」と、入社の前から元々考えていたんです。
山本さんって前職も商品開発担当をされていたんでしたっけ?
そうですね、前職時代はさまざまな事業者の子ども向け商品の開発にも携わっていました。
そう言う背景もあって、AuBが今まで培ってきた経験やノウハウを活かしつつ、自分のWillを実現できるんじゃないかなと。そしてそれが、最終的には世の中のすべてのお母さん/お父さんの助けになるだろうなと考えていました。
腸内細菌のベースは2歳から6歳で定着する
ちなみに、kids base以外にも、商品開発候補ってありましたか?
はい、kids base一択ではなかったです。
我々がブランドとして伝えたいメッセージとしては、まずは何よりも腸内細菌の多様性を高めることが重要ですと言うこと。
それを念頭において市場調査してみると、他社含め、子どもの腸内細菌の多様性を高めることに特化した商品は少なかったんです。
菌の種類が多い商品はあったんですか?
たくさんの菌が含まれた商品も、あることにはありますが、数は少ないんです。
なのであれば、我々がこどもの腸内細菌の多様性を高めるための商品を作る必要があると考えました。これはまずファーストステップでしたね。
そこから、最終的にkids baseに着地したのはどうしてですか?
当然、腸内細菌の多様性を高めるための商品候補も複数ありました。
でも、腸内細菌のベースって、2〜6歳で決まると言われているんですよ。それを踏まえると、そのための手段として用いることができる商品を、まずはいち早く準備する必要がありました。
そう言う意味では、山本さんの娘さんも3歳なので、本当に娘さんのための商品を作ることができたんですね!
そうですね。
ただ、娘向けの商品でなかったら、ブランドマネージャーやらないとかはなかったですよ?笑
しっかり研究チームのメンバーや、医師や専門家の先生などにも相談し、エビデンスを集めた上で作りました!
大人(保護者)と子ども双方にとって、商品が普段の日常生活に馴染めるように
ちなみに山本さんって、AuBに入社する前までは、娘さんに対して腸ケアをされていたんですか?
意識して腸ケアはしていなかったですね。
先ほどもお伝えしましたが、入社前から健康食品に関わる仕事をしていたので、栄養素を意識した健康管理はしていましたが、主に食事での摂取のみで、特別サプリメントなどは飲ませてはいませんでした。
例えば当時はどんな食事を食べさせていたんですか?
子どもあるあるかもしれませんが、割と年齢によって食の好みは変わると言う前提はありますけど、ヨーグルトや自家製のオートミールパンケーキを娘は好んでよく食べていましたね。
確かに、3ヶ月前に好きだったものが、今は全然食べてくれないとかありますよね(笑)
そういった食事の情報収集は、どのようにされていたんですか?
僕の場合は仕事柄働いている時に、結構情報が入ってくると言うのもありますが、妻がインスタグラムで「子どもが好きな身体に良い食事」で調べてくれてたりしますね。
普段からそうやって情報収集をしている山本さんなので、今回のkids baseの開発もこだわりが凄かったんじゃないかと思うのですが、どこが一番こだわりましたか?
結構僕、メディアやユーザーの方から聞かれることが多くて・・・
いやー、一番か・・・難しいですね(笑)
こだわった部分が多すぎて。
aub for kidsのサイトには「こどものおなかを整えるのはもちろん、忙しいママとパパの悩みを解決し、かぞくみんなが毎日笑顔で暮らせるように。」という表現をしていましたよね。
そうですね、それは理想の姿としてかなりこだわりました。
そういう意味では、大人(保護者)と子ども両方にとって、商品が普段の日常生活に馴染めるようにすることが、まず一番にこだわったポイントかなと思います。
具体的にはどんなことですか?
具体的には「無味無臭」「溶けやすい」ですかね。
確かにその2点、とても大事ですよね。
基礎的な機能として見られがちですけど、結構その質を担保すること、苦労しませんでしたか?
おっしゃる通り苦労しました。
溶けやすくするために、何回も何回も試作の改良を実施したのですが、実は初回で上がってきた試作は、配合原料の特性上どうしてもダマになりやすかったんですよ。
委託先工場の技術力とノウハウもあり、最終的には水でさっと溶けるような仕上がりにできたのは本当に嬉しかったですね。
多分、そのやり取りをしているあたりから、僕はAuBに関わり始めましたが、かなり電話で意見を言い合ってましたもんね。
本当にお疲れ様です。
やっぱり、ここを妥協してしまうと、子どものためはもちろん、世の中のママ/パパの助けにならないなって。
その思いはパートナー企業にも何度も伝えたので、すごく協力してくれました。
kids baseで育った子どもが親になった時に「自分の子どもにも楽しく腸ケアしてあげたい」と思ってもらえるように
でも本当に無味無臭で溶けやすいので、どんな料理や飲み物にもさっと混ぜることができますよね。我が家も助かっています。
ちなみに山本家では、どういった料理に混ぜたりしてるんですか?
ブランドマネージャーが何に混ぜているか気になります(笑)
本当にどんな料理でも合うんですけど、という前提は伝えつつ・・・
うちでは、味噌汁に入れるか、マヨネーズに混ぜることが多いです。
娘はブロッコリーが好きなので、kids base入りのマヨネーズをつけてよく食べさせています。
おおお!娘さん、めちゃめちゃ上手くお味噌汁に混ぜれてますね!
確かに、マヨネーズに混ぜるのも良さそう。うちも試してみよう!
安部さん家はどんな使い方をしているんですか?
うちも味噌汁に混ぜることが多いですかね。
毎日食べるものに混ぜることができるのは親にとってはありがたいです。
すごい飲み方www
やっぱり、味噌汁に混ぜるのは良いですよね。
ちなみに安部さんの息子さんは、何も抵抗なくkids baseを継続できていますか?
現状は特に何も違和感なく続けていますね。
あ、でも1回だけ、目の前で袋から入れたら飲まなかったことがありましたけど。
継続するコツみたいなのってあるんでしょうか?
お子さまが普段から好んで食べる料理や飲み物に混ぜることが、一番継続させやすいコツだと思っています。
また、安部さんの息子さんのように、目の前で混ぜると「異物を入れられた」と感じてしまい、嫌がるお子さんもいるようなので、その場合は、キッチンで混ぜてから食卓へ運ぶのが良いです。
確かに無味無臭なので、入れてしまえば全くばれませんもんね。
ご飯が美味しいのはもちろん大事ですが「ご飯の場が楽しい」と思うことが一番なんじゃないかなって思うんです。
「パパとママと一緒に食べると楽しいな」って感じてもらうことが大事。
だからこそ、ある特定の食材にしか合わないとかは避けたかった。
そういった機能以外の開発秘話みたいなものは、どんどんユーザーさんに伝えていきたいなと思います。
当然、腸ケアのための商品ではありますけど、それと同じくらい、家族の楽しい食事をデザインできたら良いなと思います。
それも結果的には、すべての人をベストコンディションにすることにつながると思っているので。
kids baseを摂取して食事を楽しんだこどもたちが、将来大人になった時に「自分のこどもにも、楽しく腸ケアしてあげたい」って思ってくれたら嬉しいです。
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