始まりは悔しさ100%。ユーザー視点に立ち返るきっかけとなったaub GROWの船出。
aub GROWを発売したのが2022年5月ですよね。
私が入社する前の出来事なので、どんなスタートを切ったのか存じないのですが、啓太さんが商品構想段階で思い描いていた通りに浸透しましたか?
安部 翔悟 | AuB株式会社 コンテンツプロデューサー
1993年生まれ、神奈川県出身。大手ラジオ局のプロデューサーとして番組制作やアライアンスセールスに従事。その後、スタートアップの経営や、キャリア支援サービスの事業責任者などに従事し、AuBへ入社。現在はコンテンツマネージャーや事業開発担当を勤めている。花粉症に悩む、1児の父。
結論から言うと全然。
これは今も同じ気持ちですが、もっともっと早く浸透すると思ってた。
会社として初のプロダクトであるaub BASEの時は、やっとローンチできた気持ちで嬉しさとワクワクが勝っていたけど、aub GROWの時は悔しかった思い出しかないかな。
鈴木啓太 | AuB株式会社 代表取締役
1981年生まれ、静岡県出身。小学生よりサッカーをはじめ、中学校時代は全国制覇を成し遂げ、高校はサッカー強豪校・東海大翔洋高校へ進学。2000年に浦和レッズに加入後、日本代表でも活躍した元トップアスリート。2015年10月中にAuBを設立。2015年に現役を引退し、AuB代表取締役に就任。経営者でもあり、2児の父としても奮闘中。
それは、期待値が高かった分、ローンチできた喜びよりも、期待値を下回ったことに対するショックのようなものですか?
AuBとして、GROWという商品は大きな期待を持っていて。
これまでの研究成果に基づく科学的腸活メソッド「AuB GUT CARE METHOD(菌を摂る・育てる・守る)」を確立して、菌を摂るの次は、菌を育てるということを、プロダクトとして世の中に提供したのがGROWだったわけだけど、開発チームがこれ以上にない形で実現してくれた。
腸内細菌研究に権威のある先生からも「よくこんなに良いものを作ったね!」とお墨付きもいただいてたので。
だからこそ、ショックが大きかったと。
そう。過去の自分に会えるなら「自惚れるなよ」と言いたい(笑)
作って終わりじゃない、伝えないと意味がない。これを痛感したのがGROWでした。
もちろんすでにBASEを愛用してくれていた人からはすごく喜んでもらったけど、なぜ思った以上に認知が広がらないのか、こんなに素晴らしい商品がなぜ世の中に届かないのか…
当時は考えて考えて眠れなかった(笑)
いつもごきげんな啓太さんが寝れないなんてよっぽどですね(笑)
ちなみにGROW発売後、お客さんに言われた声で印象的だった言葉はありますか?
これはリニューアルのきっかけにもなるけど、数名の方から「GROW3が粉っぽくて飲みにくいんだよね〜」と言われたこと。
もちろん感想は人それぞれだし、全員に合うものを作るのは本当に難しいのはわかってはいるけど、想像以上に多かった。
良薬口に苦しなんて言葉があるけど、ふと我に帰った時に「これ、美味しくないって言われてると一緒だな」って。
ある意味腸活自体のハードルをさらに上げてしまったと…
ストレートに言うね(笑)でもまさに。
私自身は身体のためなら少々のことは許容できちゃうというか、あまり気にならない性格なんだけど、冷静に考えて美味しくないと続かないじゃないですか。
今回の改良でそれはめちゃめちゃ痛感しましたね。
こんなに喜んでくれるんだって。
「美味しくないけど、良いものだから」と言うのは提供者側のエゴになってしまう。
継続的に使用いただくために、ハードルは極力下げる。
開発メンバーに即刻、「良いものを作ることはできた!でもさらに美味しく飲みやすい形に改良しよう!」と言ったのが懐かしい。
第1弾のローンチからすぐに改良に向けて動いていたんですね。
味や仕様を変えることは、そんなに簡単じゃないことは重々承知していたけど、一旦やれるとこまでやってみようと。最速で変更に動きましたね。
全ての人に可能性があるからこそ感じる、もったいなさ
ユーザーヒアリングをしていても、「やったことないけど、腸活ってめんどくさそう」と言うイメージを持っている人がかなり多い印象なのですが、それに対して啓太さんはどう思いますか?
食事や運動だけで理想の腸活を行おうとすると、やっぱり時間はかなりかかりますよね。
それは僕も同意。
だからこそ、BASEやGROWをはじめとした手軽に腸活できるaubプロダクトを作ったと言う背景もありますし。
いわゆるめんどくさそう と言う”偏見”を覆すのって結構難しいなと。
啓太さんはいつも腸活していない人とお話しする際はどのようなことを伝えていますか?
言葉を選ばずに言うなら「もったいない」と言う一言に尽きるかなと。
最近思うのは、全ての人に可能性がある。
でも、パフォーマンスを最大化するためのコンディショニングをしていない人が多すぎる。
確かに。
腸活って地味だし、めんどくさいかもしれないけど、コンディショニングをする上では欠かせないのに…。って言うのをストレートに伝えます。
別にBASEやGROWを使って欲しいとかそう言う話じゃなくて、コンディショニングに向き合ってるかどうか、腸に向き合ってるかどうか。
あえてめんどくさいと思っている人の肩を持つなら、そもそも身体に向き合うのって、誘惑も多い現代だとハードルが高いなと思うのですが、啓太さんがコンディショニングをし続ける理由やモチベーションってどこにあるんですか?
確かに誘惑はめちゃめちゃ多い(笑)
それはもう超共感です。
でも、啓太さんは誘惑に負けていないイメージ。
いろいろな考え方があって良いと思うけど、人生って長いじゃないですか。
今、寿命ってかなり伸びていて。
だとすると、瞬間的なパフォーマンスや最大瞬間風速を出すことよりも、長期間持続して成果を出し続けることに価値があると僕は思うんですよね。
短期的なインパクトよりも、長期的な活躍、みたいなイメージですか?
例えばアスリートでも「鉄人」と呼ばれたり、長く第一線で試合に出続ける選手がいる。
ビジネスパーソンでも、ずっと継続して成果を出してる人って本当に凄いし、自分もそうなりたいと言うのが、私のモチベーションかな。
それはすごい共感。
となると、長く活躍するために腸活すると言うことですか?
そう。長期間第一線で活躍し続ける人になるためには、爆発的なスキルやテクニックがあること以上に、怪我しないとか体調を崩さないといった要素の方が大事だと思っていて。
自分のことを鉄人なんて思っていないけど、16年間プロとしてサッカーを続けることができたのはスキルがあったからじゃない。コンディションを崩したり大きな怪我は少なかったからと言うのが大きいなと。その強い自分を作り出していた要因として、毎日腸をケアしていたと言うのは間違いなく大きかったと自負してます。
腸ケアをする理由は、長く活躍するため。積み上げたものを崩さない努力の先に。
サッカーやっていた身からすると、啓太さんがスキルがあったわけじゃないっているのは全然同意できませんが…w
とはいえ腸活って地味じゃないですか?やっぱりマンネリ化するというか…
うん、めっちゃ地味。
腸活に限らず、身体にいいことって基本地味(笑)
楽しくする方法ってないんですかね?笑
これはaub GROWの商品開発に話を戻すと、少しでもルーティンを楽しくしたいなと思って、1,2,3にわけた。
「昨日は1だったから今日は2にしよう。2ということは穀物や酒粕発酵物か!」みたいな体験ができれば、楽しいなって。
そんな感じで、同じルーティンの中にも毎日異なる仕掛けを作ることができるかというのが楽しめる肝な気がする。
啓太さんは元から地味なことをコツコツ続けるのって得意だったんですか?
いや。全然(笑)
めちゃめちゃ飽き性です。
だとしたらどうして昔からコツコツ続けられているんですかね?
地味なことこそ大きな成果に繋がることを経験上知ってるというのが一番かもしれないですね。
僕が尊敬しているサッカー選手の先輩や、経営者の先輩は、みんな地味なことをコツコツ積み重ねて今を作ってるのを見ているので、自分もやらないわけにはいかないっていう気持ちが強いかな。
確かに長く活躍されている方は、身体に対するケアを怠らない人が多いですもんね。
そう、第一線でやられている人ほど。
でも、一回自分のものにしちゃえば「毎日やらないと気持ちが悪い」になります。僕にとって腸活はまさにそんな感じ。ましてや身体にとって絶対に良いことだから、やらない理由が見つからないし。
そういえば、ぶっちゃけ啓太さんは、コンディションングをサボったことってないんですか?
もちろんサボったことありますよ(笑)
若い時は、パフォーマンスが良い時にしっかり調子に乗ってしまい、コンディションを落としてしまってパフォーマンスが出せなくなった経験があります。だからこそ、積み上げていくことと、積み上げたものを崩さないことの大切さが身に染みているというか。
積み上げたものを崩さない努力って、良いですね。
どれだけ調子が良くても、崩れる時は一瞬。
しかもそういう時って大体身体に向き合うことをサボっている時だった。
その結果、思い通りのパフォーマンスが出せず試合に出れなくなってしまって、楽しくない時間を過ごすわけじゃないですか。
もはやアスリートに限らず、コンディションが悪いというのは死活問題ですよね
まさに。サッカー選手を引退して、経営者になって最初の方は油断していたんだよね。
そうしたらビジネスパーソンも身体が資本なのは全く変わらなかった。ましてやビジネスパーソンの方が、期間が長いじゃないですか。
60歳~70歳くらいまで働くなとなると、だいぶ長いですもんね。
僕はサッカー選手を16年間続けて来れて、きっと平均よりもだいぶ長い時間第1線でやらせてもらいましたが、それでもあと30年くらいビジネスパーソンとしての時間があることを考えると、ここからの人生のほうがだいぶ長い。
フィールドを変えたとしても、常に第一線で輝いていたいじゃないですか。
だから、腸をケアする。それにつきます。
菌を育ててコンディションの土台をつくるマルチファイバーミックス aub GROW
今回の記事でご紹介した、菌を育ててコンディションの土台をつくるマルチファイバーミックス「aub GROW」
aub GROWは、腸内細菌を効率よく育てるためのエサとなる野菜・果物・穀物・海藻など50種以上の食品由来の原料を配合したマルチファイバーミックスです。毎日を過ごしやすく充実した生活をおくるための体調管理の土台づくりをサポートします。味は飲みやすい緑茶フレーバー。
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